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トレマでデュエマ Vol.8-不死の鬼タイム

2020年04月24日(Fri) 06:19 トレマでデュエマ
 4/18に発売された『Wチームドッキングパック』!
前回はチーム切札&チームウェイブのパックの内容を紹介したので、今回は鬼札王国&不死樹王国のパックの内容を紹介していきます!
鬼タイムやフシギバースが強化されたのはもちろんですが、2チーム以上混合の構築も前回同様に面白くなっています!



 2種類のパックが同時に発売されましたが、2つともとにかく再録の内容が豪華!!
デッキ作りに欠かせない定番のカードがしっかり何種類も再録されているだけでなく、
いずれかのチームと絡みをみせる強力なカードも沢山入っているので、ゲーム始めたばかりの人にはこれほどまでにない親切なパックとなっています!
再録が激熱なだけでなく、新規カードも負けないくらいの熱があるので早速紹介していきますね!!
 

・再録も優秀で、お膳立ては整った!?フシギバースの本気が見れる不死樹王国!!




 墓地とマナを増やして大型クリーチャーをフシギバースで出すのが基本的な戦略であった不死樹王国ですが、
新カードとして登場した《爆死男》や《ライマー・トール》により、チーム単体でも攻め手の選択肢が増えました!
これにより、大型クリーチャーを目指した構築以外の方向性も見え、
中盤以降フシギバースを利用してアタッカーを何度も出しなおすような動きも可能になりました!



 フシギバースのデッキを組むうえで欠かせないのが、踏み倒し効果のある高コストクリーチャーの存在ですが、
新カード《ロボネコ・フシャーン》はその条件をバッチリ満たすクリーチャー!
最速で召喚するにはマナに4枚クリーチャーがマナゾーンにある状態での3マナとなるので、
余った1マナで一気に8マナまでの単色のフシギバースを使えるようになります。
現状での単色の大型フシギバースの選択肢は少ないですが、今後増えていくとなるとデッキに採用される候補となりそうですね!
同じような能力の《馬番の騎手 アリマ&キッカ》が再録されていますが、
他にも《雪精 ベルベール》や《八面の化身》といったカードもあるので、デッキを作る際には検討してみましょう!

 そして《死罠の杖》は相手のクリーチャーを対処しながら同時に墓地も肥やしてくれるスーパーサポート君!!
恐るべきはたった4マナでマナに置けるクリーチャーの制限が無いことでしょう!
その上、墓地まで肥やしてくれるのでフシギバースでなくても墓地を使ったデッキならば是非とも採用したいスペックになっていますね!



 トンデモ性能の《死罠の杖》同様、不死樹王国の新カードの中でも特に注目なのがこの《死儀妖精ベラドマイ》!
再録されている《カラフル・ナスオ》のようなカードと組み合わせると、爆発的に墓地の枚数が増えます!!
類似カードとして《カラフル・ダンス》や《オットコマエ・ピーマン》もあるので、これらの組み合わせを使ったデッキも今後登場しそうですね!
チーム切札のカードにも《熊四駆ベアシガアラ》や《オーシャン・ズーラシマ》といった、
一気に複数枚のカードをマナに置けるクリーチャーもいるので混合チームのデッキを組む場合にはこういった方向性も面白そうです!!



 そして不死樹王国の目玉となるのが《ドマンモ龍樹》!
自身がT・ブレイカーなのでデッキの攻め手として役に立つだけでなく、マナゾーンからも召喚できるのでマナ加速との相性もバッチリ!
そして、後続が相手の手札をむしり取ってくれるので、フシギバースを連鎖させて一気に優位を取ることもできちゃいます!
マナから召喚できる能力は《ドマンモ龍樹》自身をフシギバースの種にしやすくなっているので、不死樹王国のデッキをより楽しめちゃいますね!

ライマー・チャント》は6マナから実質2枚ブースト+1ドローで引くカードも3択になっているので、
次のターンのマナチャージも含めて一気に9マナまでジャンプアップして大技を繰り出す繋ぎにはもってこいの1枚!
死儀妖精ベラドマイ》との相性も良く、フシギバースのデッキでの活躍はもちろん、
マナを増やしながら戦うようなデッキとも相性が良いのでチームウエイブにも無理なく出張できそうですね!!



 鬼札王国&不死樹王国のパックもチーム切札&チームウエイブと同様、再録カードはどれもデッキ作りの定番ばかりとなっています!
墓地やマナを増やすデッキに役立つパーツが揃っているので、不死樹王国のデッキを作るならまずはこのパックから参入してみましょう!!



 他にもフシギバースの種として優秀な《シバカゲ齋》《暗黒鎧 ザロスト》が再録されています。
条件さえ満たせば4~5マナのクリーチャーが踏み倒せるので、一気にフシギバースが楽になります!
暗黒鎧 ザロスト》はシールド枚数も減らせるので鬼札王国との混合デッキを作る際に良い働きをしてくれます!
 

・シールド減らしのリスクはバネ!!さらに修羅みの増した鬼札王国!!




 鬼タイムを持った新カード《「輪廻」の鬼 シャカ車輪》は序盤から終盤まで使える防御トリガーですが、
鬼タイム発動とともにアタッカーにもなるので、デッキ構築の際には無理なく採用できそうな1枚!!
ミチズレ入道》は鬼タイム発動で名前通り、大型クリーチャーをも道連れにできるおどろおどろしいクリーチャー!!
墓地から再利用するカードと組み合わせて何度も使えるようにするのも面白そうですね!!



 鬼札王国の今回の最大の収穫は鬼タイムのサポートとなる2種類の呪文!!
鬼寄せの術》は手札補充、鬼タイムの促進、クリーチャーのマナ軽減の3役を一気にこなす呪文!
マナ軽減の数値も-4と大きく3ターン目に《「非道」の鬼 ゴウケン齋》や《ラウド “NYZ” ノイジー》を出すといった強力なアクションができれば、
勝ったも同然!!
鬼ヶ鬼 ジャオウガ》や《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》といった大技も決まりやすくなっているので、
このカードは鬼札王国のデッキを組むうえでは必須パーツなのではないでしょうか!?
デモニオの鬼時計》はシールドの枚数を無視して鬼タイムの能力を使えるので、
序盤から相手のシールドを攻めたり、自分のシールドを減らしたりするような構築や動きをしない選択肢も生まれましたね!



 鬼タイムのサポート枠の新カードはまだまだあります!
ザンジ変怪》は待望の追加S・バック!!
デュアルショック・ドラゴン》の鬼タイムのデッキとの相性の良さはもうすでに周知されていますが、
相手のクリーチャーに触れ、打点としても換算できる《ザンジ変怪》もまた《デュアルショック・ドラゴン》とは違う役割として、
是非とも採用したい1枚になっていますね!
再録にS・バックを持った《フレイムランス・トラップ》があるので、既存カードの《ファンタズム・クラッチ》もあわせると、
自分からシールドを減らす鬼タイムのデッキの性質上S・トリガーが採用しにくい悩みも解決されそうですね!
同じく、手札に抱えておくだけでS・トリガー同様に自分を守れる《革命の鉄拳》も再録されています!
革命0トリガーの防御手段としては《ボルシャック・ドギラゴン》の存在がまずは思い浮かびますが、
鬼寄せの術》や《デモニオの鬼時計》といった呪文を採用することによってデッキ内のクリーチャーのが含有率が下がるとなれば、
革命の鉄拳》の方が安全に運用できそうなので、デッキの構築によって使い分けていきましょう!
これらに加えて《光牙忍ハヤブサマル》のようなニンジャ・ストライクを持ったカードも採用すれば、
鬼タイムデッキでも防御面に不安は無くなりますね!!



 鬼タイムの目玉となる《「是空」の鬼 ゲドウ権現》は前述の防御面をさらに改善してくれる頼もしいクリーチャー!
スピート・アタッカーかつ、W・ブレイカーなので《鬼寄せの術》から早出しするクリーチャーとしては十分、
相手にプレッシャーを与えられるスペックになっています!
加えてスレイヤーや鬼タイムによる召喚コスト軽減も付いているので、何枚引いても困らないのがいいですね!!
更に自分が負ける時の身代わりになってくれるので、リスキーに攻める鬼タイムの戦略を肯定してくれます!
相手が勝つ時ににも反応するので、《水上第九院 シャコガイル》を使ったコンボのように、
攻めずに勝つカードも封殺できるので、コンボデッキとの速度勝負でも喉から手が出るほどに欲しい1枚になっています!!
元々のコストが6なので《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》と組み合わせると、毎ターン負けない!
なんてこともできちゃいます!



 注目の再録枠はシールドを減らす役割を持ったカードだけでなく、相手の動きに蓋をする《ウソと盗みのエンターテイナー》も収録されています!
これで鬼タイム発動までの準備はもちろん、安全にゲームを決める手段まで準備されているのは嬉しいですね!



 数年の時を経て《スネークアタック》が再録されたことが話題となっていますね。
初出がDM-03なのでなんと18年前のカードとなっています!!
18年前のカードなのにまるで、鬼タイムのために生まれてきたようなテキスト…。



これはオーパーツなのでは!?
18年前から鬼タイムが生まれることが予言されていた未来というのなら、こんなにも鬼タイムが優遇されているのも納得ですね(※個人の見解です)
こんなに鬼札王国が強かったらチーム切札では勝てないので、デュエマ史上初のバットエンドもるのでは!?(※あくまで個人の見解です)

 ウィザーズの中に予言者の存在を疑いながらも、今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

次回もお楽しみに!!